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ルビジウム発振器 RB-2


高安定度と高精度を誇るルビジウムの振動で、
究極の音楽再生を可能にする
ルビジウムクロック発振器




\128,000            
(税込、送料無料)          

デジタル機器においてはデジタル処理する上でクロックの精度、安定度が大変重要です。オーディオ機器においてもクロックの良し悪しが音質に影響していることが分かっています。
通常クロックは水晶発振子で生成されますが、それ以上の特性を求められるプロの世界ではルビジウムが使われています。ルビジウム発振器はルビジウム原子(原子記号:Rb)がもつ極めて安定度の高い固有振動周波数を基準として作られます。 ただ、このルビジウム発振器は特性は素晴らしいですが、価格が100万円以上と非常に高価で、気軽に導入とはいきません。

弊社ではルビジウムクロック発振器を手軽にオーディオシステムに導入して頂けるよう、中古のルビジウムモジュールを再利用したルビジウムクロック発振器(モデル名:RB-1、販売終了)を製品化しました。この度機能アップと、コンポスタイルのデザインを採用したRB-2を新発売します。

◆貸出機サービス

 貸出機サービスは終了しました。



◆ご購入申込み
  1. ルビジウムモジュールは高安定度を誇るFEI社のFE-5680Aを使用しています。これにより周波数安定度などの特性はFE-5680Aに依存します。
  2. フロントパネルのセレクターボタンで、出力周波数(マスタークロック)として下記周波数が選択できます。
    • ・10MHz
    • ・11.2896MHz(44.1kHz系)
    • ・12.288MHz(48kHz系)
    • ・PCから設定した周波数(但し設定可能周波数は5MH~13MHz位)
  3. 12.288MHzと11.2896MHzを選択したときは、分周されたワードクロックが出力されます。
    • ・11.2896MHzのとき:
        44.1kHz(1/256)、88.2kHz(1/128)、176.4kHz(1/64)
    • ・12.288MHzのとき:
        48kHz(1/256)、96kHz(1/128)、192kHz(1/64)
  4. ワードクロック出力は同じ分周された周波数が2系統同時に出力されます。
  5. マスタークロック出力は矩形波と正弦波出力が同時に出力されます。
  6. 表示には明るく視野角の広いOLED(有機EL)を採用しています。
  7. OLEDではセレクターで選択した周波数と、ルビジウムモジュールのロック状態(Locked、Unlock)を表示します。
  8. ルビジウムモジュールは厚さ8mmの銅板の上にしっかりと固定しております。これによりモジュールの振動を抑えるとともに、モジュールから出る熱をこの大きな熱容量の銅板で吸収することで、より安定した動作をさせるようにしています。
  9. トランスはリーケージフラックの少ないRコアトランスを使用しています。
  10. 横幅430mmとコンポサイズのデザインとし、ハイエンドオーディオにマッチしたデザインになっています。
  11. 電源回路はリニア電源で、大型の放熱器やダイオードを使用し、余裕のある設計をしています。
  12. パソコンとUSB接続することで、内部のルビジウムモジュールと通信することができ、周波数の変更やモジュールの状態を知ることができます。
  13. 搭載のマイコンから各周波数データをルビジウムモジュールへ送信し設定します。
  14. 中古のルビジウムモジュールを再利用することで、ルビジウムクロック発振器としては非常に安価です。
  15. 弊社ではGPSレシーバから生成した10MHzを基準周波数として、Agilentの周波数カウンター53132を使用して出荷検査しております。

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  17. FE-5680Aは中古品の再利用となるため、搭載するに当たりチェックは厳重に行っておりますが、販売より1年以内のFE-5680Aの不具合については無償交換をいたします。
(画像をクリックすると大きくなります)
  • マスタークロック出力は矩形波と正弦波の信号が同時に出力します。
  • インピーダンスは矩形波が75Ω、正弦波が50Ωです。
  • マスタークロックより分周された各周波数の信号は上下2系統に出力します。
  • 波形は矩形波で、インピーダンスは75Ωです。必ず75Ω負荷でご使用ください。
  • フロントのセレクターボタンでUSBを選択すると、USB接続したパソコンより周波数が設定できます。
  • (注:FE-56980Aの内部にBPFが挿入してあるため設定できる出力周波数に制限があります)
 
  • 表示は自己発光で明るく、視野角も広い有機EL(OLED)を採用しました。
  • フロントパネルのセレクターボタンで選択した周波数をOLED上で表示します。またルビジウム発振モジュールのロック状態を表示します。

 
  • ルビジウム発振モジュール(FE-5680A)は厚さ8mm、縦横150mmx200mmの大型銅版の上に取り付けられています。

  • トランスは漏洩フラックスの少ないRコアトランスを採用しました。
  • 電源回路はノイズの影響を極力排除するためリニア電源を採用し、また大型放熱器を使用することで余裕のある設計となっています。

  • 横幅430mmとコンポサイズのデザインを採用しました。お待ちのハイエンドコンポと並べてマッチするデザインとなっています。
  • 周波数選択と電源ON/OFF操作は付属のリモコンユニットから可能です。

(画像をクリックすると大きくなります)








●出力周波数
Select マスタークロック 1/64 1/128 1/256 備考
A 10.0000MHz 基準周波数のみ出力
B 11.2896MHz 176.4kHz 88.2kHz 44.1kHz 1/64~1/256は分周波
C 12.2880MHz 192kHz 96kHz 48kHz 1/64~1/256は分周波
D USB(注1) USB/64 USB/128 USB/256 USBはパソコンからの設定(可変)周波数(USB接続時)
・(注1)パソコンからの設定可能周波数は5MHz~13MHz付近です。
・セレクターボタンでCを選択した場合、12.288MHzのマスタークロックとこれを分周した
  192kHz、96kHz、48kHzの各ワードクロックが出力されます。BとCのクロックは同時には出力
  されません。 (例えば44.1kHzと48kHz)

●内部発振素子 ルビジウム発振器 Model: FE-5680A
●クロック出力端子 BNCコネクター、不平衡
●クロック出力レベル ・ワードクロック出力:
    矩形波(3.5V/75Ω)2系統同一周波数同時出力
・マスタークロック出力:
    矩形波(3.5V/75Ω)と、正弦波(1Vpp/50Ω)が2系統同時出力
●周波数精度 ±0.01ppm以内(出荷時)
●周波数安定度 ±0.01ppm以内(出荷時)
【参考】 ドリフト:2x10-9/year、2x10-11/day
●電源 AC100V 50/60Hz
●消費電力 53W(ウォームアップ時)、30W(安定時)
●外形寸法 430 x 80 x 323mm(WxHxD、突起部を除く)
●重量 9.3kg
●付属品 ACコード、BNC同軸ケーブル(50Ω/1m)、BNC同軸ケーブル(75Ω/1m)、リモコンユニット、取扱説明書、保証書
 ・仕様は改良のため予告なく変更する場合があります。
 ・ご購入の前に接続する機器の仕様(周波数、波形、出力レベルなど)に適合しているかどうか、
    確認をお願いします。(貸出機サービスをご利用ください)
 ・RB-2は音響機器等の民生機器に接続して楽しんでいただく商品です。使用環境が厳しい業務用
    途ではご使用されないようお願いします。(保証対象外です)

 ・RB-2の取扱説明書
 ・RB-1の取扱説明書